2013年12月24日火曜日

IDを作ったりWorker作ったりめんどくせぇ!! P2Poolで掘る


ソロでGrandcoinを掘るのも飽きた(まだ2,000GDCしか掘ってないけど)ので、再度Anoncoinに戻ろうかと思いましたが、前に使っていたPoolサイトは死んだままです。

なんか数日間は、バックアップ取ってある的なコメントが表示されていたのですが、もはやHTMLすら返さなくなりました。

やはりfeeが0%のとこは、こんなものなんでしょうか。


ということで、別のPoolサイトを探していて見つけたのが、P2Poolです。

どうやら有名なサイトなようで、IDを作ったり、Workerを作ったりといった、めんどくさい登録作業が不要なサイトです。

トップページを表示してみると、いつもの見慣れたPoolサイトテンプレで作成されたものでは無いので、他のサイトとは様子が異なります。

かなり色々な通貨に対応していて、ズラっと設定値一覧が羅列されています。
見ていくと、どうやら通貨ごとにポート番号が分けられているようです。


で、掘り方はというと、画像の設定にしてcudaminerやcgminerで掘るだけです。
ユーザ名は、掘りたい通貨の自分のアドレスで、この場合はAnoncoinのアドレスです。

 cudaminer.exe -o http://p2pool.org:11775 -u [自分のアドレス] -p [適当なパスワード]

あとは待つだけなのですが、ページ一番上の各通貨のリンクをクリックすると、現在のPoolの状態が分かります。

通貨のページに遷移すると、いくつかメニューがあります。

Pool stats


Expected time until payoutが45時間となっていて、これは45時間後に支払われるということではなく、確率的に45時間に1回このPoolで新規ブロックを発見するということだと思います。
新規blockを発見するごとに支払いがあるって感じですかね。
DifficultyとPoolのハッシュレートから計算されている確率のようで、いくつかの通貨で実際計算してみましたが大体計算が合うのでそういうことでしょう。


Payout


新規block発見時にどれだけ貰えるかということだと思いますが、全員分足すと1ブロックあたりの報酬である5ANCになるので、貢献度のシェアみたいなもので計算されているんでしょう。


あとは、Poolの状況や、各Miner達のハッシュレート、Payoutがグラフで見れるGraphsなんかも面白いですね。



基本的に後は待つだけですが、しばらく放置した後Walletを開いてみると、「Immature」という項目に0.03915962ANCの表示が。


トランザクションを確認すると以下。



Statusのところが50で、matures in 70 more blockとあるので、新たに120ブロック確認されると、確定するってやつですね。

しばらく時間が経ってからWalletを確認すると以下。


Balanceのほうに移りました。

P2Poolなかなかお手軽ですね。


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2013年12月21日土曜日

初ゲット!!Grandcoinをソロマイニング


放置しておいたGrandcoinのWalletを見てみると変化が。


掘れてる!!

1GDCあたり0.00000255(2013/12/21 16:50時点)で取引されているので0.00255BTCで、1BTCあたり653.64999ドル(またずいぶん暴落しましたね)で取引されているので、1.6668074745ドルゲットということですね。

日あたりの電気代とトントンかちょっと儲かるぐらいでしょうか。
まぁもはや儲かるとか損するとかはさておき、数字が増えていくのがなんだか楽しいですね。
Bitcoin暴落とかもはやどうでも良くなってきましたw


ということで、Difficulty2.0ぐらいの通貨であれば、130khash/sのへっぽこGPUでも、日に1回ぐらいは掘れるということですね。

さて、RADEON買ってこようかなぁ。。。


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Poolサイトが死んだまま帰ってこない。。Anoncoinを自力で掘る


タイトルの通り、Poolサイトが落ちたっきり帰ってこなくなりました。
いくらか溜まっていたのに送金できないまま。。

そういえば、結局色々弄っているものの、BitcoinどころかAnoncoinやさらにマイナーな通貨も含めて、どの通貨の欠片も手に入れていません。
こうなったら確実に自分のWalletに突っ込むために、自力で掘る方法を試してみます。

自力で掘るといっても、ハッシュアルゴリズムにSHA-256を使っている通貨については、ASIC(いわゆる専用チップ)のせいで、Difficultyがとんでもないことになっていて、ソロマイニングはもはや無理ゲーと化しています。

それに対し、ハッシュアルゴリズムにScryptを使っている通貨についてはASICがまだ無いようで、低Difficultyなものもたくさんあります。

AnoncoinはScrypt系なので、GPUでも掘れるのではないか?
ということで、とりあえずコイツを掘ってみます。


ソロマイニングについて調べていて気づいたことは、この手の仮想通貨は同じソースを元に作られているので、Walletソフトの作りや、設定方法なんかはみんな一緒ということです。

つまり、基本的には通貨を変えても以下の方法で採掘可能です。


まずWalletをインストールし、同期すると以下にフォルダが作成されます。

 C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Anoncoin

 ※フォルダ名はAnoncoinであればAnoncoin、GrandcoinであればGrandcoinです。


上記のフォルダに設定ファイルを作成します。
テキストファイルを作成し、以下の名前、拡張子に変更します。

 anoncoin.conf

 ※ファイル名はAnoncoinであればanoncoin.conf、Grandcoinであればgrandcoin.confです。


設定ファイルの中身は以下のようにします。

 rpcuser=[任意のユーザ名]
 rpcpassword=[任意のパスワード]
 rpcallowip=127.0.0.1
 rpcport=9332
 daemon=1
 server=1
 gen=0

このrpcportが通貨によって異なるようです。


マイニングソフトの起動用にbatファイルを作成します。
batファイルは、作成した設定ファイルにポート番号、ユーザ名、パスワードをあわせて作成します

 cudaminer.exe -o http://127.0.0.1:9332 -u [任意のユーザ名] -p [任意のパスワード]

 ※cudaminerの場合。

あとはWalletを起動して(もともと起動していたのであれば再起動)、作成したbatファイルからcudaminerやcgminerを起動して掘るだけです。


で、まぁ2~3日ぶん回してたわけですが、全く掘れる気配がしません。

以下のようなログが延々流れていきます。

[2013-12-21 00:57:45] GPU #0: GeForce GTX 660, 656640 hashes, 131.14 khash/s
[2013-12-21 00:57:50] GPU #0: GeForce GTX 660, 656640 hashes, 131.16 khash/s
[2013-12-21 00:57:55] GPU #0: GeForce GTX 660, 656640 hashes, 131.08 khash/s
[2013-12-21 00:58:00] GPU #0: GeForce GTX 660, 656640 hashes, 131.27 khash/s
[2013-12-21 00:58:05] GPU #0: GeForce GTX 660, 656640 hashes, 131.14 khash/s
[2013-12-21 00:58:10] GPU #0: GeForce GTX 660, 656640 hashes, 131.24 khash/s
[2013-12-21 00:58:15] GPU #0: GeForce GTX 660, 656640 hashes, 131.01 khash/s


これは何か間違っているのではないかと調べてみたのですが、AnoncoinのDifficultyは35.7576とかで、ちょっとソロではきついレベルでした。

自分の130khash/sそこそこのハッシュレートでは、2週間に一回掘れるぐらいですかね?
ちょっと厳しいです。

ソロマイニングを短期間で確実に成功させるには、さらにDifficultyが低いマイナー通貨にする必要があるので、Difficultyが2.4607ぐらいのGrandcoinを掘ってみます。

Grandcoinはブロックあたり1grand(1,000)支払われる通貨で、今ならそこそこ割りのいい通貨です。

ブロックあたりの支払額以外、特に特色のない通貨のようですが、これだと確率的には1日1回掘れるぐらいだと思うので、せめて1回掘れるまではGrandcoinを採掘しておこうと思います。


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2013年12月15日日曜日

NVIDIA買ってしまった。。仮想通貨採掘におけるAMDの優位性



Litecoin関連のサイトで、GPUごとのハッシュレートを一覧にしているサイトがあります。
GPUに応じた微調整のオプションなども記載されていて便利なサイトです。


そこを見ていて残念な事実に気がついたのですが、RADEONとGeForceの間にはまさに越えられない壁がありました。

何も考えずに買ってきたNVIDIA GeForce GTX 660については120khash/sと記載があり、実際にほぼそのくらい出ています。

で、同じ2万円ぐらいの価格のRADEONはどうかと言うと、ATI Radeon R9 270で450khash/sで4倍ぐらいハッシュレートが違います。
消費電力もそんな変わらなそうですし、完全にこっちのほうが効率的です。

R9 270と同等のハッシュレートをNVIDIAで出そうと思うと、NVIDIA GeForce GTX 780 Tiあたりが必要で、7万円とかします。

GTX 660と同じぐらいのハッシュレートのものをRADEONで探すと、7千円ぐらいで売っているATI RADEON HD 6670が127khash/sぐらいです。

完全にRADEON圧勝という感じです。


とりあえず悔しいのでなぜこんなに違うのか調べてみましたが、いまいちよく分かりませんでした。

キーワードとしてはOpenCL、CUDAあたりが関係ありそうです。

ただ、NVIDIAのGPUに特化したCUDAのほうが、DSPやらCellやらにまで対応しているOpneCLよりも最適化出来そうな気がします。

そもそも、わざわざcgminerではなくcudaminerを使う訳ですし、最適化されていると捉えるべきな気がしますが、まぁハード的に向き不向きとかがあるのかも知れませんね。

いまいち釈然としませんが、採掘用にグラボを買い換えるのであれば、余計なことは考えずにRADEONを買いなさいという話です。


ということで、ハッシュレートは低いし、理由も良く分からないし、なんだかしょぼーんな話でした。(´・ω・`)


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Anoncoin採掘者は報われるのか??GPUスペックと採掘量と換金レート


Anoncoinを掘り始めたのは、Bitcoinバブルで儲かっている人々の話を聞いて、あの時参入しとけばよかったと後悔したのが始まりです。

今回はAnoncoinの採掘で儲かるのか?という必然の問いに踏み込んでいきます。

WEMINEANC左側のメニューの「STATISTICS」の「Pool」を開くと、ランキングのようなものが表示されるのですが、TOPのユーザのハッシュレートは3,000khash/sを超えています。


TOPのユーザで8.104ANC/Dayとあるので、一日あたり8ANC稼ぎ出しているということでしょうか。

今は1ANCあたり0.008BTCぐらいなので、8ANCということは0.06BTCぐらいということですね。
右側にあるANC/BTCというのは、どうやらANC/DayをBitcoin換算したもののようです。

1.0BTCあたりは900ドルぐらいなので、日に50ドルの収入という計算になります。
一体どんな環境で、どれだけ電力つかってるんでしょうか??


さて、自分の古い低スペックなグラボではどうなるのかというと。。

 GeForce GTS 250
 12.52 khash/s

ぜんぜんダメですね。
一晩放置しておきましたが、かけらも掘れませんでした。。

せっかく色々調べたのにコレではつまらなすぎるので、ヨドバシに走りました。

 GeForce GTX 660
 133.11 khash/s

ははww
10倍になりました。

むしゃくしゃしてやりましたが、後悔はしていません。

とりあえずこれでTOPのユーザの30分の一のハッシュレートになったので、日に1ドルから2ドルというとこでしょうか。
電気代がどのくらい跳ね上がるのかにもよりますが、それにしてもなんかプラスな気がします。

GTX 660のゲーム中の消費電力が200Wぐらいとどこかで見たので、ちょと収支を計算してみます。

1000Wの機器を1時間使用した場合の電気代を20円とした場合、200Wなので1時間で4円です。

4円 × 24時間 = 96円

微妙ですが、プラスってことですかね。

まぁ結局は換金レートがアホほど変動するので、レート次第ってところだと思いますが、電気代丸々損するって感じではなさそうです。

まぁこれなら、仮想通貨採掘の業者が存在することにも頷けますね。


ということで、購入したGTX 660に2万円ちょっと費やしたことについては心の奥に封印しつつ、鉱山労働者としてまじめに採掘に励んでいこうと思います。


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2013年12月14日土曜日

みんなで採掘してその分け前を貰おう!!Poolサイトを利用してAnoncoinを掘る


今回はPoolサイトの使ってAnoncoinを採掘してみます。


まずは、ここで適当なPoolサイトを探します。

今回は出来たてほやほやで、Feeが0%のWEMINEANCにしてみます。

まずは、左側のメニューの「OTHER」の「Sign Up」からサイトに登録します。
PINは重要なので忘れないようにしましょう。


次に同じくメニューの「OTHER」の「Login」からサイトにログインします。


次に「WORKER」という採掘用のIDを作成します。
ここで設定したIDとPWを使って、実際に採掘作業を実施します。


左側のメニューの「HELP」の「Getting Started」を開くと、採掘方法が書いてあるのですが、採掘ソフトを入手する段階で、CGMinerのダウンロードサイトが落ちててどうにもなりませんでした。

BitcoinやLitecoin関連のサイトを調べていたところ、そもそもAMDのRadeon系なんかを利用している場合はCGMinerを使うのですが、NVIDIAのGeForce系なんかを利用している場合は、cudaMinerというソフトを使うそうです。

まぁBitcoin Forumを見ると使えなくもなさそうですが、深刻なダメージなんてことも書いてあったので、NVIDIAの場合はcudaMinerが無難なようです。まぁそもそもダウンロード出来ませんし。。

自分の環境はNVIDIAなので、早速Bitcoin Forumのこのページからダウンロードします。
自分は一番新しかった「cudaminer-2013-12-10.zip」をダウンロードしました。



32bit用のものと64bit用のものが入っているので、自分の環境にあったものを適当なフォルダに解凍します。
自分は64bitなので、「x64」のフォルダを解凍しました。

このcudaMinerというソフトは、起動オプションをつけて起動して、あとは延々採掘し続けるというCUIのソフトです。

WEMINEANC公式によると設定値は以下とのことです。

 STRATUM: stratum+tcp://stratum.wemineanc.com:3333
 PORT: 3333
 Username: Weblogin.Worker (ユーザーIDとワーカーIDをドットでつなぎます)
 Password: Worker Password

毎回同じ起動オプションをつけて起動するので、batファイルを作っておきます。
以下を自分のIDとPWにしてテキストファイルに保存し、拡張子を.batに変えるだけです。

cudaminer.exe -o stratum+tcp://stratum.wemineanc.com:3333 -u Weblogin.Worker -p Worker Password


あとは作成したbatファイルを実行するだけで、採掘者の仲間入りです。

起動すると最初は何か最適化を図っているらしくCPUがガッツリ稼動するのですが、採掘が開始されるとCPU使用率は2%ぐらいになり、代わりにGPUが全力で稼動します。

とりあえずこれで、鉱山労働者の仲間入りが出来ました。

しばらくはまじめに採掘を続けながら、BitcoinバブルのようにAnoncoinのバブルが来ることを祈ることにします。


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アングラ世界へ行ってみよう!Anoncoinのインストールと設定


AnoncoinのWalletをインストールしてみます。

まずは、ダウンロードページからインストーラをダウンロードし、ウィザードに沿ってインストールします。
Windowsだとインストーラがあって簡単ですが、Mac版やLinux版もあります。
Mac版はまだBeta扱いみたいですが。

簡単なはずでしたが、インストール完了と共に、Norton先生が「Suspicious.Cloud.9」がどうのと警告を出しました。

大丈夫なんでしょうか?

これは「ウィルスやマルウェア発見!」ではなく、「ウィルスやマルウェア?なの?」程度の警告のようです。
サイトを見ると「危険度1: ほとんど影響なし」とありますが、Nortonのセキュリティ履歴を見ると、思いっきり「リスク高」となっています。


解決しましたって言われても。。。
しかもuninstall.exeのほうが脅威だったと?

ねぇ、本体のほうは?本体のほうは??

不安を抱えながら先に進みます。


初回起動時はblockchainのアップデートに5分程度かかるとありますが、自分の環境では、しばらくSyncが完了しませんでした。
恐らくPCスペックのせいだと思いますが、30分程度でやっと完了。

wallet.datファイルがそのままだと暗号化されていないので、暗号化します。
Settings > Encrypt Wallet からパスワード入れて再起動するだけです。

ちなみに再起動すると、またOut of sync状態になりますが、少し待てば復旧して、以下のような画面になります。


右下には現在の状態を示すアイコンがあり、左の鍵マークは暗号化されていることを表し、真ん中の電波マークはactive connectionsの数、右のチェックマークはSyncが終わっているということです。

で、右上にMiningというメニューがあったので触ってみましたが、CPU使用率100%になって何か計算している風ですが、ウンともスンとも言いません。

まぁそもそもソロでCPUで掘ろうというのが間違っているんでしょう。

ということで、次回はPoolを試してみます。


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2013年12月12日木曜日

次のBitcoinを探せ!!アングラ臭のするAnoncoin!


Bitcoinが盛り上がっていたので、この機会に類似の仮想通貨について調べてみます。


Litecoinぐらいになると、既に市場規模も大きくなってきていて面白くないので、どうせならこれから来るかも?みたいな通貨がいいかなぁということで、ターゲットはAnoncoinとします。

Anoncoinの公式サイトには、がっつりアノニマスのロゴや、ガイ・フォークスの仮面の画像が差し込まれており、まさにアングラという雰囲気です。




とあるサイトによると1ANCあたり7.74ドル(2013/12/11時点)とのことなので、Bitcoinの百分の一以下ですが、wikiによると2013年11月頃の市場規模は140,000ドルぐらいで、着実に拡大していっています。

思想的に面白いところは、Anoncoinは主にTORやI2Pで使われることを目的に作られた仮想通貨だというところです。

TORやI2Pはいわゆるアノニマイザで、TORはSOCKSプロキシ、I2PはHTTPプロキシの機能を持つプロトコルです。
TORは遠隔操作事件でも結構有名になったヤツですね。

ちなみに、SOCKSはレイヤー5のセッション層、HTTPはレイヤー7のアプリケーション層で動くプロトコルなので、違うレイヤーで動く同じような目的のプロトコルというところでしょう。

Anoncoinの仕様としては恐らく420万枚が上限で、上限まで徐々に速度を落としながら採掘されていく設定になっています。

完全匿名のネットワークで利用される、完全匿名の通貨。
Bitcoinなどと技術的にどう異なるのかはよく分かりませんが、なんだか他の類似通貨を駆逐して、アングラの世界を制覇しそうな気がしますね。

ということで、もう少し触ってみることにします。


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2013年12月9日月曜日

Bitcoinの採掘はもうオワコンか??


昔から気になっていたものの、日本語の情報も少なかったため特に触らずにいたBitcoinについて。

当時のレートは1BTCあたり10ドルも行かないぐらいで、まだその存在すら知らない人がほとんどでした。
それがいまや、1BTCあたり1,000ドルを超え、Bitcoinで決済できるものもかなり増えているそうです。
現在では流通量も80億ドル以上に跳ね上がっているそうで、かなりの加熱っぷりです。

しかし、通貨の価値が100倍になるって恐ろしい数字ですね。
まぁ、その後数日間で、また500ドル台まで急落したので、不安定なことこの上ないですが。

どうやら流通するBitcoinの半分ぐらいは中国人が持っているなんて話もあり、その中国が通貨として認めない的な声明を発表したことで、大幅な急落を見せたようです。
まぁまだ不安定なBitcoinですが、人民元よりはましと考えた中国人が多かったのでしょうね。


さて、現状どこまでいくのかまったく見えないBitcoinですが、いまさら採掘に参入するとかどうなのか調べてみました。

まず、自分一人で掘る場合。

孤独な採掘者も昔は普通に掘れたっぽいです。
倉庫に余って放置されている、ボロボロのPCを稼動させとくだけでBitcoinが手に入ったみたいです。

採掘というのは、特定の条件のハッシュ値を計算するproof of workと呼ばれる作業で、その見返りにBitcoinを得るというものです。
必要な計算は理論上10分程度かかるように常に難易度が調整され、採掘者側が進化すればするほど難易度も上がっていきます。

つまり、膨大な計算をいかに速く終わらせるかが、Bitcoin採掘の肝になる訳ですが、そうなると採掘競争はどんどん加速していきます。

元はCPUだけで計算していたのが、GPUを利用するようになりその速度は大幅に向上します。
また、それが一般的になっていくと、今度は専用チップを利用するようになり、もはや素人にはお勧め出来ない領域に突入しています。

余ったボロボロのPCでBitcoinを採掘するのは、地下数キロに埋蔵される資源をスコップで掘るようなものですね。

実際にやってみたわけではないのですが、たぶん仕組みから考えると孤独な採掘は無駄な電気代がかかるだけの不毛な作業になりそうです。


次に、一人で掘れないのであれば、集団採掘所で採掘に参加する場合。

有名どころはBitMinterBitcoin Plusなどで、参加者で協力して採掘し、それぞれの貢献度に応じてBitcoinが分配がされます。

具体的な仕組みは良く分からないけど、いわゆる分散コンピューティング的なことをしているんだと思います。

また、以下のようにブログに埋め込んで、閲覧者に掘ってもらったりも出来るみたいです。
このページで実行が要求されるJavaはこれです。
※邪魔くさいので消しました。

ちなみに、自分のPCでBitcoin Plusを稼動させてみましたが、1時間ぐらい稼動させて0.00000003BTCというなんだかよく分からない金額をゲットしました。
1BTCあたり700ドルで計算しても、月2円ぐらいですかね。
また、送金の最小単位が0.01BTCなので、初めて送金するまでに38年かかりますw

うーん。。

これってちゃんとGPUも使ってくれているんでしょうか?
PCスペックがヘボすぎるからなのか分かりませんが、この結果だけ見ると、人々を組織する側に回らなければ、どうしようもなさそうです。


こうなると採掘はあきらめて、普通の仮想通貨として購入するか、何かの対価として支払いを受けるしかありません。

広告を見るだけでBitcoinが貰えるBitVisitorや、指定されたYoutubeを見るだけのCoinTubeなど、良くある懸賞サイトのような仕組みでBitcoinを受け取れるサイトもあります。

なんだかSecondLifeのキャンプみたいになってきました。


ということで、素人のBitcoinとのかかわり方としては、もはやいわゆるユーザーとしてかかわるのが正解な気がしてきました。

あとは為替差益で儲けるぐらいだと思うので、キプロスの経済危機の時に跳ね上がった例もありますし、中国の経済崩壊へ向けて今のうちにBitcoin買っときましょうかね。



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