2012年2月25日土曜日

T-01AにWindows Phone 7をインストールする!その3(ROM焼き)



ドライバがWindows 7に対応していなかったため、今回はWindows 7のXP Modeを利用して、うまくいくか試してみます。

XP Modeを使うのは初めてですが、部屋の奥にころがっているXPをサルベージしてくるよりは楽なのではないでしょうか。きっと。

取りあえずXP Modeで再度TG Downloaderのインストールからやりなおしてみましたが、思ったより軽く快適に動くんですね。
なかなかやるな。Microsoft。


ドライバのインストールまでうまくいったので、続きです。


1.ブートローダを焼く
TG Downloaderを起動し、[ポート変更]から「Toshiba Download Port 2」を選択します。



[Download Mode起動]をクリックするとT-01AのLEDが白く点灯します。

[ファイル選択]から「wp7boot.bin」を選択し、[ダウンロード開始]をクリックすると、T-01AのLEDがレインボーに輝き、自らの生まれ変わりを祝福します。





2.
ドライバのインストールQPSTのインストール

T-01Aのカメラボタンを押しながら電源ボタンを押すことで、WP7のダウンロードモードに入ります。
LEDは青く点灯します。

PCに接続し、「その2」で用意した「base_source_bootloader」のフォルダの中から手動でドライバをインストールします。
ちなみに、32bit用、64bit用で、それぞれXP用と7用らしきフォルダがありますが、Windows 7で試したところうまくいきませんでした。

引き続きXP Modeで作業し、「その2」で用意したQPSTをインストールします。


5.ROMを焼く

いよいよROM焼きです。
まずは、「すべてのプログラム」の「QPST」にある「QPST Configuration」を起動します。

[Ports]タブの[Add New Port]をクリックし、「USB/QC Diagnostic」のポートを追加します。


続いて、同じく「すべてのプログラム」の「QPST」にある「Software Download」を起動します。
メニューの[Options]から[Settings]を選択し、[NV Backup Directory]に「NV Backup」が選択されていることを確認します。
同じ画面で4つのチェックボックス全てにチェックを入れ、[ARMPRG to use for mobile already in download mode]のプルダウンで「QSD8650 2.0 (NAND flash)」を選択し、「OK」を押します。



[Software Download]タブの[Port]には「QPST Configurarion」で追加したポートを、[Phone Image]には、「base_source_bootloader」フォルダの「ENPRG8650.hex」をそれぞれ[Browse...]から選択します。


[Multi-Image]タブの[Image Folder]には「base_source_bootloader」フォルダを選択、[Boot System]のプルダウンで「Sec Boot 2.0」を選択し、「Advanced」ボタンをクリックします。



開いた画面で4つ既にチェックが入っているので、さらに[AMSS Apps Boot Loader]と[Microsoft WinMobile]と[DSP 1]にチェックを入れます。
ブートローダを入れなおしてる雰囲気ですが、理由は良く分かりません。
また、[AMSS Apps Image]にはチェックしないそうですが、これも理由は謎です。


[OK]で戻って、[Start]で開始です。


・・・


はい、なんかエラー出ました。

「Could Not Communicate with Flash Programmer」

いやいや、出来ないとか言うなよ。やるしかないんだよ。

ということで、ちょっと顔を引きつらせながら、もう一度各項目を選択し直して、再度実行してみたところ、うまくいきました。

XP Modeでやっているせいか、1時間以上かかりましたが、無事インストール完了しました。





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